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b.皮膚のあれこれ【腎臓、副腎、胃腸】

b.皮膚のあれこれ【腎臓、副腎、胃腸】

【腎臓と皮膚】

腎臓は、体の中の老廃物を排泄するところです

そのため、腎臓の働きが悪くなると、血中に有害物質が多くなって、肝臓が悪いときと同じように皮膚が荒らされてきます

その上、皮膚が乾燥してくる傾向が強くなります

腎臓の働きが悪くなると、皮膚がむくんできます
これは、皮膚の中の水分が多くなり、皮膚の表面が光沢のないくすんだものになってきます

【副腎と皮膚】

腎臓の上に三角帽のようにかぶさっていて、髄質と皮質の2つにわかれているのが「副腎」です

皮膚に関係が深いのは、「皮質」の方で、この働きが高まってくると、男性ホルモンの分泌が多くなってくるために、女性の男性化を招きます

副腎皮質の働きが悪くなると、皮膚の色素沈着が目立ってきます

体が疲れやすく、抵抗力が弱くなってきます

シミができやすくなります

この働きをよくするためには、ビタミンCやパントテン酸を摂る必要があります

【女性の男性化とは?】

女性の卵巣からも男性ホルモンが分泌されています

つまり、男女とも男性ホルモンと女性ホルモンが分泌されています

もちろん、男性は男性ホルモンの方が、女性は女性ホルモンの方が多く作られています

それらが、皮膚や体に及ぼす影響は、それぞれ単独の分泌量というよりも、男性ホルモンと女性ホルモンの比率によって決められる点が多いです

皮膚の角質を厚くするのは、男性ホルモンで、その結果皮溝も目立ってきます
そのため、男性の皮膚の表面は粗くて硬くなっています

女性の皮膚がビロードのような柔らかさとなめらかさを持っているのは、この逆で女性ホルモンの影響が大きいからです

毛包脂腺系の発育を促すのも男性ホルモンの影響です
そのため、男性の皮膚では毛穴が目立ってきます

また、脂腺の発育とその働きを活発にしているのも男性ホルモンです
そのため、男性の皮膚は、脂性肌が多いです

【胃腸と皮膚】

食事を摂ったとき、それを消化して吸収されやすい状態にまで分解して吸収するのが胃腸の本来の働きです

そのため胃腸の働きが悪くなると、栄養を摂っても十分に吸収されません
その結果、栄養のバランスが崩れることになります

肝臓の働きが悪い場合は、体内の栄養の蓄えが少なくなりますが、
胃腸の働きが悪いと、食事を摂ってもそれが身に付かないで素通りします

それだけでなく、十分に分解されないものが吸収されて中毒を起こすこともあります
特に飲酒をすると、全身の血行が良くなるため、その吸収が促進されて、じんましんのような皮膚病を起こしやすくなります

胃腸が悪くなると、胃液中の胃酸の分泌が悪くなることがあります
(ビタミンB不足の人、アルコールを多く飲む人に起こりやすい)
このように胃酸が少なくなってくることが続くと、やがては「無酸症」と呼ばれるところまで行き着きます

この時には、顔の皮膚が脂性に傾いてきます

鼻の頭が赤くなって脂ぎってきます

ひどいと毛孔に皮脂が詰まってニキビのように固まってきます

【便秘と皮膚】

胃腸の働きが良いかどうかを知るのに、便通が規則正しいかどうかは重要です
1日に1回便通があるというのが、健康な状態です
2日に1回では、便秘していることになります
下痢と便秘を繰り返すのもよくありません

便秘というのは、直腸の中に糞便(体に不必要でかつ有害なものが含まれていて一時も早く対外に排泄する必要のあるもの)が、1日以上も停滞している状態です

直腸は、その糞便の中からいろいろなものを体内に吸収しようとします
特に水分を吸収します

そのため、便秘をしていると、糞便の中の有害物質が吸収されて
皮膚が荒れたり、その毒物による中毒症状で吹出物が出たりします

よく便秘をすると、ニキビが悪化すると言われますが、
これは毛包の周りには極細の毛細血管が多いので、吸収された毒物が引っかかって「ニキビ」の吹出物を大きくするのが原因です

便通をよくするには、規則正しい生活と運動が大切です

朝、起きたらまず、薄い食塩水を毎朝コップ1杯飲んで、ウォーキングや部屋の掃除などをすることで胃腸を運動させるといいかもしれません

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