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e.皮膚のあれこれ【妊娠と皮膚】

e.皮膚のあれこれ【妊娠と皮膚】

【妊娠すると・・・】

妊娠すると、体に変調が現れます

そのため、皮膚にも当然変化が起こってきます

湿疹、じんましん、中毒を思わせる皮膚病変が見られることもあり、妊娠3,4ヶ月目と6,7ヶ月目に多く見られます

妊娠が進むにつれて、胎児の発育のためにビタミンB6が多く消費されることで、体の中でビタミンB6が不足しがちになります
ビタミンB6が不足すると、皮膚が荒れてきます

妊婦によく見られるのは、「妊娠性肝班」と呼ばれる顔のシミです
妊娠2,3ヶ月目から目立ってきますが、多くは分娩後、1~2ヶ月で消えていきます

中には、妊娠のたびに繰り返している人がいて、分娩後も消えなくなるケースもあります
そういった人は、ビタミンCを内服することで、早くそれが引くように努めてください

妊娠してエストロゲンの分泌量が増えてくるにつれて、首から胸、時には上肢の皮膚にクモのような形をした紅い血管の拡張(クモ状血管腫)が現れてくる人がいますが、分娩後は自然に消えていきます

妊娠してお腹が大きくなると、皮膚は過度に伸展されて緊張してきます

そのため、皮膚の弾力線維が切断されることがあります
これを「妊娠線条」と言います
これは、生まれつき弾力線維の弱い人ほど目立ちます

この妊娠線条を防ぎたければ、弾力線維(エラスチン)を強化する必要があります
そのためには、常日ごろからタンパク質やビタミン、ミネラルなどの栄養素をバランス良く摂るように心掛けてください

妊婦の皮膚には、血管運動神経の失調があり、皮膚の毛細血管の透過性が高まって浮腫(むくみ)ことがあります
そのため、皮膚のなめらかさが失われていきます
したがって、厚化粧を避けて、基礎化粧を主としたさっぱりした薄化粧にされることをお勧めします

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