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h.ワイシャツ

h.ワイシャツ

【ワイシャツ】

ワイシャツの選び方は、肩幅と首周り、そして袖口で決まる

ちょっと小さめのものを着れば、ボタンの間からシャツがチラッと見えてケチなオヤジ風になり、ゆるめのものを着れば、パンツからシャツがはみ出たような感じになって間抜けに見える

肩幅は、ひと周り小さいだけで窮屈で、動くとシャツ全体が吊れてウェスト部分からずり上がって出てしまう これが、見た目のおかしさやだらしなさにつながってくる

首周りは、一番上のボタンを留めて、首元に指が1~2本入るくらい、実寸より1.5cmほどプラスされたサイズが丁度いい

袖口は、スーツの下から1~1.5cmほど出るくらいの長さが丁度いい

ウェストサイズは、10~12㎝ほどゆるみをつけたほうがいい

顔とVゾーンのバランスが悪いと、その人の仕事に対するバランスの悪さとして映る

シャツの襟を大きくすると、顔が小さく見える

顔の大きな人は、ワイドスプレットと呼ばれる襟がお勧めである
襟先の開きが100度以上あり、それを活かして太めのネクタイを合わせると、ドン!とした重みが襟元に出る
二重あごの人やかっぷくのいい人が合わせるとバランスがいい
しかし、細面の顔の人が着ると、きゅうりのような貧弱な顔に見える

レギュラーポイントは、襟元の開きが75度ほどで、どのような顔の大きさにも、どんなスーツにも似合うのだが、可もなければ不可もない
出来合いのシャツに多く、面白みに欠ける

顔の小さいことを気にしている人は、襟元を5~6㎝以下の短さにし、襟が80度開きのものにすると、目の錯覚で顔が大きく見える

ほとんどのワイシャツは、ネクタイをしめてデザインが完成するように考えられているため、ネクタイを外してしまうと中途半端で締まりがなく、だらしなく見えてしまう

ノーネクタイの場合は、ネクタイの代わりに何かアクセントがつけられているものを着ると、胸元が締まり、スーツとのバランスが取りやすい

【ワイシャツの襟の形】

《ロングカラー》

肩幅が狭い人は、少々細見の襟形で先が7㎝以上あり、襟元の開きが狭いロングカラーを選ぶといい
柔らかなシルクのネクタイを合わせると、グッと落ち着きが増す

《ラウンドカラー》

襟先が丸くカットしてあるもので、お坊ちゃん風の育ちの良い印象になるが、ごつい感じの人には向かない

この襟は、着ている人の雰囲気を柔らかくする力がある

もともと優しい雰囲気を持った人が着ると、子供っぽく見えたり、頼りなさそうに見える

《タブカラー》

襟先の裏側に「タブ」と呼ばれる細い布が付いていてネクタイの後ろで留めるようになっている

このシャツを着る時は、必ず上下揃ったスーツにすること

カジュアルなジャケットや替え上着には似合わない

ネクタイは小さめに結ぶため、細めでしなやかなものを選ぶ

《ピンホールカラー》

印象や扱いはタブカラーと同じである

丸顔の人が着ると、首を絞められた鶏のように見える

首が長く、あごのラインが締まっている人にだけ似合う

《ボタンダウン》

トラッドスーツに欠かせないシャツである

スポーティで若々しい雰囲気だ

イギリスの紳士がスポーツをする時にネクタイがずれないように作られたものなので、ネクタイをしめても問題ない

《ウィング》

ボウタイやあらたまった時に着るためのもの

パーティなどの場で、わざと崩して着るものである

【ワイシャツの色】

《白》

「ワイシャツは白に始まり白に終わる」と言われるほど基本でもあり、最高におしゃれな色である

白は、清潔、純粋、まじめというものを作り出し、みんなから好かれる色だが、場を引き締める強い力を発揮する

白は「ここぞ!」という時のための決め色でもある

初対面の日、決断の日、会議での発表日は、白で決めると間違いがない

《ブルー》

ブルーは、若さや爽やかさを表す

目上の人からも受け入れてもらいやすい色だ

濃いブルーは着こなしが難しいので、淡いブルーがいい

《黄色やピンク》

ソフトな印象で、人が話しかけやすい雰囲気をつくる

幼い雰囲気を持つ人が着ると、頼りなさが前面に出やすい

《ベージュやグレイ》

ゆったりとした落ち着きを演出する

ベージュのシャツは、茶系統のスーツに合わせるとさらに落ち着きが増し、紺のスーツに合わせると洒落た印象になるため、センスを売る職業の人などが着ると雰囲気が出る

グレイのシャツは、ベージュより着こなしが難しく、一歩間違えると怖いお兄さん風に見えてしまうが、上手く着こなせば、品のいい知性が出る

《クレリックシャツ》

クレリックシャツのように個性の強いものを着ると、「おしゃれをしています」と宣言しているようなものだから、髪はボサボサ、靴が汚れていてはサマにならない
かえってだらしなく見えてしまうので、手抜きおしゃれを好む人には向かない

カラーシャツは、それを着たから洒落て見えるのではなく、着こなさなければ洒落ては見えないのである

《オフホワイト》

おしゃれな人が好むのが「オフホワイト」のシャツである

純白に比べてフォーマルな印象は弱くなるが、洒落てあか抜けた感じがして、センスの良さを感じさせる色だ

《ストライプ》

ストライプは、活動的、爽やかさを演出する

その印象は、ストライプの太さによって変わる

太くなればなるほど、大胆に派手になっていく

勢いのない人が個性の強いストライプ柄のシャツを着ると、かえって弱く見えてしまう

ストライプのシャツにストライプのネクタイを合わせることはしない
暑苦しくて見苦しく、重たくなる

【ワイシャツの生地】

痩せてる人は、柔らかい素材で身体に添うようなブロードやシルクが似合う

筋肉質で体格のいい人が柔らかい素材のシャツを着ると、見た目がうっとおしくなりがちなので、綿や麻などの硬めでハリのある素材のものを選ぶと見触りがいい

一般的に、ワイシャツは天然素材100%で混ざりものがないほうが見触りがいい

正式な場所へ着ていくシャツは、天然素材100%のものを選ぶと見栄えがする

《オックスフォード》

柔らかくてカジュアルな感じで、ボタンダウンのシャツによく使われている

縦、横の2本取りで織られているため、丈夫で男っぽい

《シルクやレーヨン》

ウェーブが出やすく、柔らかく洒落た感じ

《麻》

シワが出来て当たり前で、シワがあるから洒落ていると言われているが、襟と袖口だけはきちっとさせる  この2箇所がきちっとして初めて他の箇所のシワが生きる

《リネン》

亜麻の繊維で織った薄地織物で、涼しい着心地が得られるがシワになりやすい
それを味として着こなせれば、最高のオシャレである

《シルクやウール》

若い人には向かない  オシャレを知り尽くしたあとに挑戦するシャツだ

《ロイヤルオックスフォード》

細い糸で織られた光沢があるソフトな風合い

《ヘリンボーン》

日本名で「杉綾模様」と言われ、しっかりした生地で、英国の伝統柄のひとつである

《ツイル》

綾織で縦糸と横糸の浮き沈みを調節してふくらみのあるソフトな風合い

柔らかい生地のシャツは、糊をあまり効かさない

夏は、涼しげな素材で糊を多めに効かせると、見た人が涼しく感じる
しかも、汗をかいても糊のおかげでシミになりにくい

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