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a.見た目の流儀

a.見た目の流儀

とってもステキな一冊を見つけました。
著者は、岡野宏氏。1940年東京生まれ。
NHKアート美粧部に在籍し、40年以上にわたり、国内外の俳優のみならず、田中角栄をはじめとする歴代総理から、松下幸之助、本田宗一郎、盛田昭夫などの名立たる経営者や文化人まで、延べ11万人のメイクやイメージづくりを行ってきた方です。
「顔はその人を表す名刺であり、また顔とは、頭からつま先までである。」
という考え方のもとに行うイメージづくりには定評があります。

私たち、一般人の男性にも、とても参考になる内容でしたので、抜粋にはなりますが、ご紹介したいと思います。

また女性の方々も日々きっと、だんな様や彼氏、息子さんがステキに見えるように、あれこれコーディネートを考えていると思います。ぜひ参考にしてください。


【序章】

「いくら中身が素晴らしくたって、その良さを伝える外見にしなければダメなんです」(ホンダ創業者;本田宗一郎)

「男は外見にも責任を持たなければならないよね」(ソニー創業者;盛田昭夫)

相手は、こちらの顔色や、ヘアスタイル、ネクタイの柄やシャツの色など、外見から内側にある心の動きや状態を読み取ろうとしている

普通の人の多くが、「格好よく見えることだけを意識して服を選ぶ」のに対して、
成功する人は、「自分の役割、装うことの目的、世の中の流れ、自分をどう演出すれば相手が喜ぶか」を常に頭に入れているのだ

自分が好きなものを選び、好きに着飾ることが、自分が気持ちよく生きられる方法だと思っている人がいるが、それは違う

プライベートでは、自分の好みを重視し、仕事着は役割や目的に合っているかを重視する

自分の目的に合わせた外見をつくることで、心もそれについてくるのである

【自分の欠点を自分の持ち味に変える】

相手になくて自分にあるものを探す  
それが自分の持ち味となり、活きるきっかけとなる

欠点と思われている部分は、人と大きく違う場所である

人と違うということは、魅力として見せやすいのだ

顔も体型もバランスの取れている人などまずいない
欠点こそ、その人の味を引き出せる大事な部分である

案外、自分では「醜い」と思っているものが、見せ方次第でその人の魅力となるのだ
よい部分を探しても、大した個性にはなりにくい

《太っている人》

腹が出ていたり、ブヨブヨ太っていると、鈍さ、いい加減さ、生活のだらしなさを感じさせる
動くのが億劫に見えるからだ

しかし逆に、太った身体には、落ち着きや懐の深さ、ゆったりとした安定感、温かさ、優しさといったよい印象がある

その良さを活かし、かつ、スマートな体型の人に引けを取らない雰囲気をつくるには、縦のラインを強調し、身体についた肉の質感を感じさせないようにすることが大切だ

また、太っていると、全体に丸い雰囲気になりがちなので、肩の袖付け部分に角を作って見せるといい

それから、ポケットには物を入れない いっそうブクブクして見える

太った人が、細く見せたいがために間違って選んでしまいがちなのが、細身のスーツである
絞られた胴回りはかえって肉を感じさせ、ぴっちりした肩、細身のデザインの襟も太さを誇張してしまう

ウェストを絞ったタイプより、ストレートラインの方が縦の線が強調でき、かえってお腹周りが目立たない

ワイシャツも、太った人は、柔らかな素材ではなく、パリッと張りのある素材を選んだほうが肉感がしなくてスッキリと見える

太った外見は、相手に暑苦しさを与えてしまいやすいので、夏は涼やかに見せることを心掛けたい

白か淡い色で縦線の強いペンシルストライプのワイシャツなどを着ると涼やかに映る

また、下着を着て汗を吸わせ、表に見せないようにすることも大事だ

《痩せてる人》

細過ぎる身体は、貧弱で覇気がなく、どこか押しの弱い感じを与えてしまう

しかし逆に、神経の鋭さ、感の良さ、芯の強そうな雰囲気を持っている

痩せてる人が、ダボッとしたものを着ると、身体と服の間に出来た隙間がかえって身体の貧弱さを感じさせてしまうので、全体のシルエットはシャープな線をあえて強調することで、細い人の持ち味を活かすのだ

スーツは、ウェストがほどよく絞られているタイプで、肩幅が広めに出来ているものを選ぶ

ワイシャツの襟やジャケットの前裾の部分や脇ポケットにかぶさるふたの角など、本来「角張っている部分」に「丸み」をつけることで、柔らかさを表現する

また、胸元は、定期入れや手帳などをポケットに入れ、わざと膨らますといい

生地は、無地より地模様のある杉綾模様に織られたヘリンボーン織りなどの厚地の生地が身体の線を柔らかく見せてくれる

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